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普通のにっき。普通が一番。

セッション/whiplashみてきた!

 

セッション!見てきました。いやー、面白かった。30歳という若さの監督の作品で、インディー映画なのに、アカデミー賞では3部門で受賞。ゴールデン・グローブ賞サンダンス映画祭でも受賞するなど、素晴らしい評価を受けている映画です。しかも、19日だけで撮影したそう。ドラムも出演者が叩いているんだそう。すごい映画です。

session.gaga.ne.jp

こんなに評価されているのですが、実を言うと、行くまではどうせアメリカンなハッピーエンドで終わるつまんない、いつものやつでしょ。と、思っていたんですが、終わった時にはもう、パンフレットにもあったのですが、この話を共有したい。シェアしたいと、そんな思いに駆られていました。

名門音大に入学し、1流への道を開かれたニーマンは、教授フレッチャーのバンドに誘われ入ることにする。しかし、そこではすさまじいレッスンが行われていた。浴びせられる罵声、暴力。仕組まれた罠。フレッチャーは、完璧を求め、寸分の狂いも許さない狂気のレッスンを行っていたのだ。ミスをすればすぐに切られる。常に緊張と恐怖に包まれる空間だった。そんなフレッチャーのレッスンに必死に食いつき、這い上がろうとするニーマンは次第に追い詰められていく。そして...

という、ジャズの話なのですが、巨人の星かと思うようなストーリーで、見ているほうもニーマンを見て心臓がばくばく状態。終わった時もしばらく動けませんでした。音楽というのは、取りつかれるとこうもなってしまうのかという怖さも伝わってきました。何より怖かったのが、2人は音楽を楽しんでやっているのではなく、誰かを傷つけるためにやっているということ。監督もおっしゃってますが、楽器を武器にして、舞台を戦場にして、まるで戦争映画のような音楽映画をでした。(原題)whiplashというのは、鞭の先端のことで、スパルタ教育のすさまじさが伝わってきます。なぜセッションなんていうかっこ悪い、印象の残らないタイトルにしたんでしょう?まあ、心のやり取りというかそんなことを伝えたかったんですかね?

ニーマンは、エリート意識の高い親戚に劣等感を感じており、見返すため。フレッチャーは、若者の才能を伸ばしたいといっていますが、たぶんこの人はミュージシャンになれなかった人物で、その八つ当たりというか嫉妬のような感じで、才能のある若者たちをいじめ楽しんでいるのではないかと。明らかに音楽家としておかしい2人。ここにも、音楽のこわさ、異常さが出ています。

こうして、音楽の楽しさを見失ってしまっている2人ですが、最後の最後で、音楽の世界に入り込んでいきます。やっと楽しさが戻ってきたのでは?

音楽の世界の、怖さを描きつつもこの監督は音楽の素晴らしさ、楽しさも伝えています。自分の覚えていることすべてを描きたかったと監督はおっしゃっています。監督も、常に怖さを感じていたのでしょうが、やはり音楽が楽しいからあきらめられなかったのでしょう。監督の思いが、つまった映画だと心の底から感じました。しかし、下のリンクのように感じる人もいるのですね。

「セッション!(正規完成稿)~<パンチドランク・ラヴ(レス)>に打ちのめされる、「危険ドラッグ」を貪る人々~」 - naruyoshi kikuchi INTERNET TROISIEME

このリンクは、菊地成孔氏というジャズ音楽家の批評なのですが、かなり酷評されていますね。この人のまねをして、セッションをけなして、音楽通ぶってる人もでてきているそうです。このようにジャズ素人を馬鹿にしてくる人がジャズ界には結構おられると感じているのですが、それによってジャズへ進もうとする若者の未来を潰し、才能がある人もはじき、自分たちからジャズの世界を狭めていってるのではないのでしょうか?

菊池氏の文をよく読んでいると、多くの矛盾が見られます。

そもそも、映画にリアリティーを求めてないですし、漫画です。と、忠告いただかなくても、ふつうフィクションだ、多少の着色があるとは、判断できます。

ジャズを侮辱しているともおっしゃられていますが、エンディングでしっかりと音楽の素晴らしさ、表れてないですか?ストーリーの最後について全く触れられていないのはなぜでしょう。都合が悪いから?まあいいですけど。

菊池氏は、ストーリーが適当。おかしいとおっしゃられてますが、その指摘されてる点は、欠陥なのではなく、伏線として監督が仕掛けた、意図したものなどではないのでしょうか。きっちりと計算されている脚本だとおもいますよ。

とにかく菊池氏の意見には、納得できません。

皆さんもぜひ、みてみてください。ほんとにシェアしたくなるような感じです。

文がめちゃくちゃで感想なのかよくわかんなくなってしまいました。すいません。

とにかく面白かった。

では。

   

 

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