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塙保己一から学ぶべきこと

 みなさんは、塙保己一とはどのような人物か知っていますか?

 保己一は、江戸時代の国学者で盲目なのに我が国最大の史料集「群書類従」を編纂した人です。

 目が見えないのに普通の人以上に本を知り、読み聞かせてもらうことで数万冊の文献を記憶していたとされる記憶の超人なのです。

 江戸時代を生きたこのような偉人から、現代を生きる私たちが学ぶべきことは何なのでしょうか?

 塙保己一の詳しい話はこちら


塙保己一史料館・温故学会ホームページへようこそ

 

保己一から学ぶこと

 あきらめない

  保己一は目が見えないからと言って本から学ぶことをあきらめませんでした。

 信念をもつ

  信念をもってやることで様々な苦難を乗り越え群書類従刊行を成し遂げました。

  私たちもいろいろなことにチャレンジし信念をもってやることで自分の新しい可     能性を見つけられるかもしれません。失敗してもあきらめないことも上で述べたとおりです。

 一日一日を大切に過ごすこと

  私たちは、毎日を幸せに過ごせていますが、保己一は1日でもいいから本を自由に読みたいという思いを持ち続けました。

  また、現代でも自由に毎日を過ごせないという人たちがたくさんいます。

  その中で私たちが無駄な毎日を過ごしてもいいのでしょうか。

 

 支えられていることを忘れない

  日頃から多くの人に支えられていることをもっと意識していきたいですね。

 怒らない

  これはとても難しいことですよね。

  でも保己一は怒らぬ誓いをたて、生涯貫きました。

  「人は小さなことで感情的におこるようでは大業は成就しない」

  この考えがたくさんの門人に慕われた保己一の温厚な性格を築いたのかもしれません。

 世の為、後の 

 これが一番大切だと思います。保己一は、自分の功績を残したいなど自分のために、群書類従をまとめたのではありません。100年後、200年後役に立つ書物だけを集めていきました。そうして今我々がそれを利用しています。

 わたしたちも、自分のためではなく、世の中の為、これからの時代のために、精一杯生きてかなければいけないとおもいます。

  

塙保己一について解かりやすくまとめてある本を貼っておきます。

 

マンガ塙保己一―目で聞き、耳で読んだ

マンガ塙保己一―目で聞き、耳で読んだ

 

 保己一の生い立ち、人柄などとてもよくわかります。

 

眼聴耳視 塙保己一の生涯

眼聴耳視 塙保己一の生涯

 

 こちらはさらに詳しく書いてあります。

では、またー。